投稿日: 2020年4月10日2020年4月10日 投稿者: houki到来 丸田洋渡 到来 丸田洋渡 凧という字のうつくしさ空で照る おぼろ月氷引きずる音のして 空中の蜂に格子状のあやうさ 蜂がいる部屋から蜂がいなくなる 春むずかし心は球根のように 花なずな二枚になっている未来 菜の花や骨のかがやき身の中に 手の先に足がある夢金盞花 瞳孔が砂礫のように漠としている わたしがわたしで 取りこぼしそうだ