模造 平野皓大
へべれける一人二役年籠り
寝正月胃と懐におなじもの
ありんすと廓の燃ゆる初鏡
姫始血潮柔らかなるめぐり
綿虫や林京子を読みながら
なま肉の炎に縮む布団かな
雪眼鏡模造の月の青ざめる
呆然のそのまま棒へ風邪籠
電球もむき出しにある初詣
冬帝に首晒しても包んでも
短詩系ブログ
模造 平野皓大
へべれける一人二役年籠り
寝正月胃と懐におなじもの
ありんすと廓の燃ゆる初鏡
姫始血潮柔らかなるめぐり
綿虫や林京子を読みながら
なま肉の炎に縮む布団かな
雪眼鏡模造の月の青ざめる
呆然のそのまま棒へ風邪籠
電球もむき出しにある初詣
冬帝に首晒しても包んでも