投稿日: 2020年4月3日2020年4月3日 投稿者: houki火の丈 柳元佑太 火の丈 柳元佑太 春は名のみの墨滴に溺れし蚊 竹の秋僧多くして寺静か 火の丈を吹いて育てし蕨かな 花冷や鴎飛び交ふ山ふもと 花夕の流れげむりも雨意のさま として受け取る春星の遅延光 木の眩暈朝日が夜を阻却せり 春雷や飯少量を茶漬とし ありふれて雨降る日々や蕗薹 その記憶皐月岬のものならん