儀後 丸田洋渡
儀のなかの奇術しかるべきときに鷲
十六夜の身の欠損に新たな身
半癒半壊人と鹿入り交じり
角見せて錯覚の木の裏を鹿
罰すこし快ひとりでに洩れだす葡萄
枝豆に眼一回転する思い
水と子と水の子のくるおしい舞踊
光には光語があり長い吐瀉
虚実ある雪の虚に腕朽ちてゆく
伝承を激しく理解した 雪月花
短詩系ブログ
儀後 丸田洋渡
儀のなかの奇術しかるべきときに鷲
十六夜の身の欠損に新たな身
半癒半壊人と鹿入り交じり
角見せて錯覚の木の裏を鹿
罰すこし快ひとりでに洩れだす葡萄
枝豆に眼一回転する思い
水と子と水の子のくるおしい舞踊
光には光語があり長い吐瀉
虚実ある雪の虚に腕朽ちてゆく
伝承を激しく理解した 雪月花