投稿日: 2020年8月14日2020年8月14日 投稿者: houki秒 吉川創揮 秒 吉川創揮 きらきらと蝶をもみ消す指ふたつ 睡ときに死そばに眼鏡の灼かれゐて ナイターの灯に白ぼけて街続く 先生とすれ違ひたき夜店かな 金魚持ち帰る灯りに揺らしつつ 眼をふたつつくる夏蝶のちらつき なんらかに蟻のたかりの大きさよ 長生きの気分に見遣る扇風機 蚊遣火や手を洗う癖移りきて 秒針や葡萄の皮の濡れ積もる ※睡(ねむり)