投稿日: 2025年4月20日2025年4月20日 投稿者: houki灯台 平野皓大 灯台 平野皓大 梟を正面に描く春の皿 花の雲灯台まではすこし山 何時の間に桜博士となられしか 朧なり貝殻売のとほき耳 貝つぶら灯台つぶら鳥帰る 龍天にのぼる砂塵を厭ひつつ 腰かけによき流木や春北風 永き日や佇ちて砂丘のあちこちに 東京へ行きたさうなる凧一つ 民宿夜道百ほどは落椿 朝寝して窓一枚を挟み湖 風呂の子の昨日凧揚げせしとかや 巣燕や時計の音を裏に聞き ここ断たば橋の崩落木瓜の花 また旅へ花粉症のかほで会はん
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